ここでは連続帳票における加工の種類を紹介していきます。

スプロケットホール

連続用紙の両側に連続してあいている穴のことです。
穴の直径は4ミリで12.7ミリ(0.5インチ)間隔で空けられます。
「送り穴」や「マージナルパンチ穴」と呼ばれることもあります。
楕円の形をしているものもあります。

ミシン目

用紙を切り取るためのミシン目の加工です。
標準(カット:アンカット)や切りやすい(カット4:アンカット0.8)などがあります。
その中でも非常に細かいカット加工をするマイクロミシン加工もあります。

穴あけ

ファイリング用の穴をあける加工です。
穴の直径は、6ミリで80ミリ間隔で2つ空いているのが一般的です。

紙留め

複写伝票で複数の用紙を綴じる加工です。
綴じる強度が強いほど用紙のズレを予防できますが、剥がす際に用紙を破かないよう注意が必要になります。

紙クリップ

のりを使わず紙に爪をプレスし複数の紙を綴じる方法です。

点のり

のりを部分的につけ複数の紙を綴じる方法です

線のり

のりを線状につけ複数の紙を綴じる方法です

減感インキ

複写式の伝票の中で、一定の場所のみ複写させない場合に利用されます。

ナンバーリング

伝票内に連番を印刷して使用数の把握や不正防止に役立ちます。
圧力をかけて発色させるクラッシュナンバー方式が一般的です。
使用しているノーカーボン紙(アイ・黒)で発色します。

コーナーカット

用紙の端に三角の切り込みを入れる加工です。
用紙の天地左右や表裏を判別するために使われます。

カーボン

ノーカーボン用紙が増えてきていますが、昔ながらのカーボン加工もまだ残っています。